ハワイアン航空のお勧めシート 〜エクストラコンフォート〜
ハワイアン航空A330のエクストラコンフォートシートの中でも、お勧めシートについてご紹介します。
【前回:2017年11月ハワイ島でハワイアン航空コックピット見学】
お勧めするシートは、11Aと14Aです。
激レア14A利用記
まずは、14Aの紹介です。
成田空港から搭乗します。
14Aを利用した目的は、エコノミークラスクラスには搭乗ギリギリまで進行方向左側のシートが開いておらず、渋々エクストラコンフォートを利用した際に見つけました。
この14Aがレアな理由は、この座席は本来、お手伝いが必要な方や妊婦、幼児連れの方が利用する席であり、空きがある場合のみ、24時間前に選択が可能になる席です。
1回目は5日前にハワイ行きが決まり、このシートを見つけ味を占めて、2か月後に再度ハワイに行った際にも14Aを利用させていただきました。
搭乗時間になり前から2番目の扉から機内に乗り込みます。
機内に入ると、エコノミークラスより少しだけ足元が広いエクストラコンフォートが沢山並びます。
沢山ならぶエクストラコンフォートの中でも、14Aは乗り込んだ扉のすぐ後ろにあります。
このシートの特徴は前が壁であり、足が思いっきり延ばせることです。
壁には幼児用のバケットを吊るすための穴があります。
足を延ばしてみます。身長170㎝の私でちょうど壁につくかつかないかぐらいです。
エクストラコンフォートシートでは専用のアメニティをもらえます。
中には、ペンやくし、歯ブラシ、アイマスクなど飛行機から降りても使用できるものが沢山あります。
離陸した後は、ひじ掛けに収納されているモニターとテーブルを取り出します。
機内食が運ばれて行きました。ポークロコモコとマウイビールを頂きます。
ポークロコモコは賛否両論ありますが、すべて市販品が使われており、味については問題ないはずです。…もしかしたらロコモコの命であるグレイビーソースに問題があるのかもしれません。
ハワイ着陸前の朝食
フルーツ盛り合わせがあるのがありがたいです。このフルーツは後で聞いたところ、出発日の朝に機内食の会社に納品される物のようで、ハワイアン航空の中ではこれが一番おいしいかもしれません。
エクストラコンフォートシートは足元が広いメリットがありますが、飛行機の人には一つ重大なデメリットがあります。
それは席の位置が翼の上ということです。飛行中の景色は下に見えるため翼の上は避けたいところですが、幸いことに14Aは翼のすぐ前方にあります。
しかし…細かい懸念を考えると、翼の前にある大きなエンジンが目の前にないのか心配でした。
夜が明け始め、シェードを開けられる時間になるとありました大きな、ロールスロイス製エンジンが!
大きなエンジンは少し後ろにあり、まだ下の景色を眺めることができそうです。
これでオアフ島が見えてきたときにじっくりと景色を眺めることができます。
完全に独立した独立した11A
次は11Aの紹介です。
14Aを予約したときに、気になっていたので11Aでした。
気になっていた理由は、ビジネスクラスと扉の間に窓側左右1列、中央2列のみの独立した空間に見えたからです。
2018年2月にハワイからの帰国便で利用しました。
この便に搭乗時に撮影した写真は2020年2月に利用したANA A380の比較で利用しました。
搭乗開始となり、気になっていた席に向かうため、1番目に機内に向かいますが、なんとまだ機内への扉は開いていませんでした。(これも貴重な体験でした)
14Aの時と同様に前方から2つ目の扉から機内に入ります。
機内に入ると、14Aでは後方にむかいましたが、今回は11A前方に向かいます。
すぐ広がるのは窓側左右1列、中央2列のみの独立した空間でした。
前方には壁で壁で仕切られたビジネスクラス
後方には壁で仕切られた扉とギャレーです。
こんな独立した空間でも、ほかのエクストラコンフォートシートと同様の値段です。
シートの詳しい写真は離陸後機内食の後に説明をします。
離陸
飛行機の扉が閉められ、ボーディングブリッジが飛行から離れます。
ホノルル空港からの離陸は、リーフランウェイよりワイキキ沖へ向かい日本方向に180度旋回をしますが、
今回はターミナルに一番近い陸側の滑走路からワイキキ方向からエヴァビーチ方向に離陸をしました。
離陸滑走路に入る前には、遠くにダイヤモンドヘッドが見えて、
滑走路に入ってからも遠くにダイヤモンドヘッドを見ながら離陸します。
離陸直後は、ダイヤモンドヘッドなどは見えず、奥にリーフランウェイが見えるだけです。
離陸した飛行機はすぐに右旋回をはじめ再びダイヤモンドヘッドが眺められました。
通常日本へ離陸するために利用するリーフランウェイの全体が見えます。
リーフランウェイとダイヤモンドヘッドを眺めながら飛行機は日本に向かいます。
初めて体験する離陸ルートなので、リーフランウェイとダイヤモンドヘッド見えなくなるまで、写真を撮り続けました。
最後の再度に翼の先端にあるウイングレットとダイヤモンドヘッド
いつもの離陸が見れるずに離陸前は残念でしたが、離陸直後の風景はむしろ貴重な体験と写真が撮影できました。
機内食
機内食の時間となり、まずはドリンクとして、マウイビールを頂きます。。
ハワイアン航空でハワイを感じる名物だと私は思っており、今回も4缶ほど頂きました。
機内食は鶏肉。
ハワイアン航空は選択肢がないですが、個人的にはハワイアン航空の機内食で一番おいしい料理です。
(ロコモコはソースさえなんとかなれば…)
個人空間溢れる席11A
機内食を食べて、座席探索をします。
今回は窓側左右1列、中央2列のみの独立した空間に、窓側私、中央1名、反対側の窓側1人しかいませんでした。
その為に結構、自由に座席の写真を撮影します。
今回着席した11Aと隣の11Bです。
後ろも前も壁で完全に個室です。
足元は170cmの私で壁につま先がつくかつかないか程度の広さがあります。
正面に機内用のモニターがありますが、完全に11Aの二人専用です。ひじ掛けの中には個人用モニターもあります。
窓はエコノミークラスなのに2つが贅沢にあります。
シートに座って眺める前方の仕切り、通路の仕切りは透けており、このおかげで圧迫感はありませんでした。
なお、11Aは14Aと違い、24時間以上前からでも予約が可能です。恐らくその理由は、子供用のフックなどがないからではないでしょうか。11Aの壁は14Aのものと比べるとそんなに耐久性はないように感じました。
11Aで過ごす快適なひととき
今回は隣に人がいないこともあって、これまでのハワイアン航空の中で一番快適に利用することができました。後ろにはお化粧室があり、隣の人やほかのシートにあたることを気にすることはなく自由に使え、帰りにはギャレーでマウイビールをもらう最高の時間でした。
夕陽
日本に近づき、軽食が配られました。飲み物は流石にビールを飲みすぎたので、オレンジジュースを頂きます。
軽食中、ハワイアン航空の客室乗務員の方に夕日がきれいだよと言われたので、シェードを開けると非常にきれいな景色が広がっていました。
沈む夕陽
夕陽に照らされたエンジンと翼
そして2の贅沢な窓の先に広がる夕日後の明るい線。
人がいないからこそできる貴重な体験ができました。
ハワイアン航空のエクストラコンフォート窓側なら11列目の窓側一択な感じがします。
広々とした足元に、個室感がある位置。
お手洗いにも気軽に行けて、帰りにギャレーでドリンクを貰って帰る。
またハワイアン航空に乗るなら、11Aに座りたいです。
【次回:ホテル紹介】
これまでのブログ
【2018年10月オアフ島語学留学記絶景を見に行く】
【2017年11月ハワイ島移民の住む町に行く】
【2017年6月ハワイ島キラウエア火山で寝る】